2/02/2007

Private Placement Memorandum

今日はAuditorに弊社が投資しているボンドのPPMを送る作業がありました。

弊社は基本FoF(Fund of Funds)なのですが、Hedge Fundビジネスもやっているのです。超ニッチなCat-Bond中心にやっています。やっぱりHFにアプローチをかける時に、あんた競合だからうちの情報教えられねーよっていうのを回避するためでもありますが。Cat-Bondのことは今度じっくり話すとし、今日はPPMについて2,3点。

PPMとは日本語で目論見書(もくろみしょ)の事です。証券会社新人時代、めろんけんしょと読み、その日のお昼にメロンパンを買わずにはいられなかった事が。やっぱり5年経っても、証券会社での経験ってやっぱり色強く印象に残ってるねぇ。その他読み間違いナンバー1に輝くのは「発起人」。ボッキ人と呼んでいました。下ネタどうこうとか頭になく、かなり素直にそう読んでました。まあ、全部頭の中でそう呟いていただけのことですから。正しくは「ほっき人」なので、お間違いなく。

で、日本語ではすべて目論見書で済まされるが、英語では: Prospectus, PPM, Private Placement Memorandum, Offering Memorandum, Information Memorandumとかなりバラエティー豊か。

PPM=Private Placement Memorandumが業界で一般に使われているようです。 

でこのPPMが結構内容の情報の濃い資料で、コーヒー一杯持参して参戦しないと結構キツイ。PPM Checkっていう作業が別にあって、これはPPMをじっくり読んで、Subscriptionの規定、Redemptionの規定、Performance Fee及びManagement Fee等がFairかUnfairか、割高か割安か判断しなければならない。その他にもファンドを運用している人のバッググラウンドとか、関連会社とかも洗わなければいけない。まあ、デューデリの一環の入るのかな。かなり初期ステージだけど。

NAVのPrep作業+AuditのPrep作業でかなり忙しくなりそう。涙。

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