今日は先月のNAV(=Net Asset Value)計算の作業を開始する日。
弊社ではNAVの事を「ナブ」って言ってます。
その昔証券会社で新人だった頃、EBITDAを「イービット・ディ・エー」と呼ぶべきか「イービット・ダー」と呼ぶべきか悩んだ時の事を思い出した。ダーって。。。なんかコントみたいなんだもん。ちなみに米国人のほとんどは「イービット・ダー」って言っている。
NAVは日本語で基準価格。。株でいえば株価に相当するらしい。
えぇ。。。でも株価は毎日でるのに、なんでファンドは月末に計算するのぅ?
意味不明。
ちゃんと調べました。はい。
基準価格とは、ファンドの受益権1口当りの時価を示す価額です。
ファンドの時価(純資産総額)は、資産から負債を引いたものです。
基準価額は純資産総額を受益権総口数で割って算出します。
基準価額=純資産総額÷口数
ファンドを買付けたり換金する際の基準となるもので、毎営業日に概算値と月末の確定値が公表されています。(ここがまだわからん)
管理報酬などのファンドに直接かかる経費は差引かれたあとのものです。(昨日の話とつながるねっ)
なぜ月末にならないと確定値がでないのか。。。
まあ、本来はちゃんと毎日計算できることに超した事がないのですが。ヘッジファンドに限って言えば、ファンドって抜けれる日(手持ちのファンドが売れる日)が決まっているのですよ。毎月末とか毎四半期とか。。。だから超アゲアゲな日でも抜けられなかったら、値段なんてみてもしょうがいないよね。一応ヘッジファンド業界のスタンダードとして(毎四半期に抜けられる規則だったとしても)毎月レポートが配信されるみたい。
ヘッジファンドってハイリターン・ハイリスクってよく言うでしょ?ハイリスクを指す一部分はここにあるんだね。なぜならファンドを抜けるためには、ある一定の期間前までにあらかじめ通知をしなければならないから。上がるか下がるのかわからないのに抜ける通知を出すのは大きな賭けでしょ。だからヘッジ・ファンドは富裕層のマネー・ゲームと呼ばれるんでしょう。
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